2008年1月20日日曜日

謎のディスクアクセス

Windows VISTAにて、ディスクアクセスが時折頻繁な件に関して複数の要因があることがわかった。

1::新しいソフトや環境設定を行うと復元ポイントを作成する。
2::途中で終了してしまったデフラグが復活して動作する。(デフラグで終了が出ても機能しつづける)
3::SuperFetchが起動して、頑張っている。
4::検索用のindexを作成。
5::ウイルス対策ソフトがスキャン

この内1-4に関してはメッセージが出ることが無い。

1にかんして。
実領域として35GB程度使っているのに、ディスクの使用量をマイコンピューターから確認すると80GB程となっていた。(以前は80GB もデータを入れたかと思っていたんだけど、データ整理して判明した)これは1の要因で復元ポイントが隠し領域に作成される為なようです。復元ポイントはシステムディスクの15%程度の領域を自動的に埋めていく仕様なようです。つまり310GBだと、45GB程埋めていきます。ということで、復元を無効化すると、復元ポイント自体は消えるので試してみると…見事に隠し領域のファイルが消えてくれました。予想どおりでしたね。こういう操作は安定した環境であることを確認してからやらないとトンでももないことになるんだけど。その後、復元を有効化しておきました。過去の方から自動的に削除されるという仕様ならば、削除する復元ポイントをユーザーが選べたら良いのに。

2にかんして
デフラグに関しては、終わったと表示が出ているのにも関わらず、相変わらずHDDがなり続けていました。タスクマネージャから、リソース表示で、デフラグが読んで書いている事を確認しました。デフラグも隠し領域にあるディスクに書き込むようです。完全にデフラグが終わるのはリソース表示で確認しないとなんとも。途中でシステムを終了すると、次の起動からまたはじめるような感じです。実際は作業しながらでもデフラグが出来るような仕様なので問題ないかと思います。

3にかんして
SuperFetchに関しては、読み込みにいくだけで、作業内容に影響を及ぼすことが無いので放置です。しばらくしたらあんまりアクセスしにいかなくなるんで、気にしたら負けです。

4にかんして
小さいファイルが数千もあるようなディレクトリをホームディレクトリに置いていたら、すごいことになっていた。そういうディレクトリをホーム外に移して、さらに念のために自分のホームをインデックス対象外にしておいた。検索する事は僕に関してはほとんどないもんね。そのうち必要性が出てくるのだろうか?

オート化が進んで、何も考えなくても使える親切設計であると思います。ただ、システムの挙動を把握しておきたいという、奇特な僕みたいな人は調べにいかないと不安になってしまいます。どこかにレポートしてくれるとか、メッセージが出るとかしてくれればよいのになぁ。メッセージが多いと困惑する人がいるから出ないようにしているというのが、本当の所なのでしょうね。ま、原因がシステムの誤動作や、ウイルス等のマルウェアで無いことが明らかとなったので気にしないことにします。

Virtual BOxを使っているスクリーンショット公開しておきます〜。やっぱwindows2000などに比べると、VISTAの外観は良いですね。


Virtual Box内のWindows2000も高詳細に表示が可能です。共有フォルダでデータのやりとりも出来ます。まだIE5.0の環境です。ちゃんとプロセッサも認識しているようですね。
Virtual Box内のFedora8です。こちらもちゃんとプロセッサを認識しています。背後で量子化学計算パッケージが動いています。intel fortran compilerを無償で使えるのはlinuxならではですからね。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

更新がいきなり活発化しましたね

Vistaの動作を検証するのが楽しそうですね~~
HDDアクセス回数が多いのは、カーソルの移動先にあるアプリケーションを高速起動するために、先読みする機能があるからだそうな

あと、HDD仮想メモリー領域は与えた範囲の80%ほど使うのを確認しております

虎猫さんはHDDの音を気にするようですので、自動UPデート機能を手動に変えるのも良いかもしれません
それと、ReadyBoost機能は使った方がOSの起動、IEページング、HDDアクセス回数の抑制などなど、良いことが沢山あるので、USBメモリーを着けてみてはどうでしょうか?
16GBでも8千円ぐらいで売っているショップもあるぐらいです(^^;)

Vista環境の整備・快適動作のため、フリーツールをうちのブログでもチョコチョコ公開してみようと思います(^_-)

toranekosan さんのコメント...

こんばんわ〜

ネタがあったんで、連投してました。ひさびさに更新しなければなーと思う日々が続いていたんで、このさいと思いまして。

>あと、HDD仮想メモリー領域は与えた範囲の80%ほど使うのを確認しております
なるほど。仮想メモリの設定は見ていなかったので、確認してみます。多分物理メモリとほぼ同じくらいというセオリーどおりだと思うのですけど。

自動UPデートは手動です。自動化は本来あまり好みません。なんか主導権を握られている見たいですから(^^;)

ReadyBoost機能は、いいみたいですね。先読み機能の効率がよい見たいです。HDDの音というか、アクセスが時折90%越えることもあり、不審がっていたんですよ。原因が分かったので気にしていませんよ〜。USBメモリも安くなりましたね。ポータブルHDDはその上をいく容量だけど。通常だったら16GBでも良いくらいですね。

>フリーツール
さっそく参考にして、object dockを取ってきて、自分仕様の設定にしています。こっちのほうが細やかな設定が出きるんですね。Rk launcherよりも、アプリ起動時のアイコンの設定が細やかなので気にっています。

匿名 さんのコメント...

はじめまして。ブログを読ませていただきました。PCにお詳しいのですね。
ところでReadyBoost対応のUSBメモリで一番お勧めのものって何なんでしょうか?
今、2GBを使っていますが、もの足りないです。toranekosan様ご存知ですか?

toranekosan さんのコメント...

はじめまして、VISTA USERさん。

実は、僕は未だにReadyBoost対応のUSBメモリーを持っていないのです。まだどうしても必要だと思うほど使い込んでいないからかもしれません。

起動時間は満足しています。(linuxに比べりゃ、Win98系のOSに比べれば早いw)

HDDアクセス回数は次の方法で減らしています。

1)自動デフラグ期間を一ヶ月周期に設定する。そこまで運用時間は長くないので大丈夫だろうと。

2)ソフトのインストールやシステムの変更を減らすことで復元ポイント作成回数を減らす。(オンラインソフトはちょくちょく試してみたりして。買った当初は一日に3ー4アプリ入れていました。)

3)起動するアプリをほぼ固定し、ファイル数(フォルダ内の容量ではなくてファイルの数)が多いような常用しないデータ群(ダウンロードしてきたソフトなど。)をCDR等に退避する。使わないアプリケーションは外す。これでスーパーフェッチのHDDアクセス回数は減る。と思う(^^;)

これだけやっても不満が出るようならばレディーブーストを考えようかなと思っています。現状では僕の環境だと問題なそうです。メモリ3Gでも、起動時にHDD読み込みが激しいのはスーパーフェッチだと思います。起動しながら何かをして収まるまで2分くらいは大抵は待っています。それからログインするような使い方です。こまめにいらないブラウザのキャッシュファイルを消すとかすると、効果的ですよ。

PCに搭載されているメモリが少ない場合は(1GB以下)だとレディブーストで効果が出ると思います。
僕よりハードウェアに詳しい方がいらっしゃるので、その方のブログにて質問されても良いかと思います。16GBのUSBメモリってすごいですよね。僕が持っているのは1GBを一本と128MBを一本だけです。

ここのコメントのトップのひでさんのブログです。

http://sobadoujyou.blog.ocn.ne.jp/daiku/